【髪にツヤ】を出すための5つの方法
ツヤの正体は光の反射!
光の反射で当たった光がキレイに跳ね返っている状態の事です。
共通点とは
アイロンのように物理的な力かヘアオイルのように表面をコーティングするかの違いはありますが、髪の表面の凸凹を整える事がツヤを出すための共通点になります。
髪だけでなく全てに当てはまるツヤの条件とは?
「ツヤがある 」
表面が平らで光が同じ角度で跳ね返る。
「ツヤがない 」
凸凹していて平らじゃない。光が色んな方向に乱反射する。
【髪にツヤを出す為の 5つの方法】
①ブロー
ドライヤーと ロールブラシやデンマンブラシまたはくるくるドライヤーで髪を整える事。
キューティクルは 魚の鱗状になっていて閉じたり開く性質がある。
キューティクルの閉じる方向、根元から毛先に向けて熱とブラシの力を使い髪を乾かす事でキューティクルが整えられてツヤが出る
② ストレートアイロン&コテ
ブローと同じ要領でキューティクルを整えていきます。
ブローよりも温度設定が高く、熱の力が強くなるためキューティクルを整えてツヤを出す力、髪の形を変える力が強くなります。
③シャンプー&トリートメント
多種多様のシャンプー&トリートメントの種類があり効果も様々、シリコンという成分が髪の表面をコーティングしてツヤや手触りの良さを出している!
④髪をコーティングする
ヘアオイルやヘアクリーム等、整髪料をつけることによって髪の表面にコーティングしツヤを出す。
顔のお化粧でいうとファンデーションみたいなもの
⑤髪を梳き過ぎない
これは美容師さん側の条件になってきますが髪を梳くことによって必ず、短い毛ができる為、面ではなくなり光が乱反射しやすくなってしまいます。
全く梳かないということではなく梳き過ぎないという事です。
対策としては表面の見える部分は梳かない。
もしくは毛先だけ梳く事です。
美容師さんの中では梳き過ぎない事を基本に考えている方が多いと思いますが、ヘアデザインやヘアスタイルによっては梳いた方がいい場合もあるので、担当の美容師さんに相談してみることをオススメします。
ツヤあり髪、ツヤなし髪の主な特徴
ツヤあり髪の特徴
ストレートの方が多い
髪の断面図はキレイな丸
光をキレイに跳ね返す
ツヤなし髪の特徴
クセ毛の方が多い
髪の断面図は扁平やねじれがある
光が乱反射する
エイジングによるツヤの減少
もともとくせがなくても、加齢と共に髪が細くなったりくせ毛に変化する事があります。
直毛な人でも細くなったり髪の本数が減ると光の反射が少なくなります。
ツヤがない髪だからといって、決して傷んでいる(ダメージ)とイコールではありません。
ダメージ毛に関しては(ダメージレベルによって異なりますが)髪のコンディションが良くない状態が多く、ツヤが出にくい髪が多いのは事実です。
【しかしツヤが全てではない】
ツヤは確かに、ヘアスタイルを作る上で大事な条件の1つです。
しかし、ツヤを出すために適正ではないアイロンやブラシを使ったブローや整髪剤、ヘアオイル等での間違ったスタイリング方法、自分に合わないシャンプー&トリートメントのヘアケア方法等で、髪や頭皮に必要以上に負担をかけてしまっては本末転倒です。
それ以上に「バランスの取れた食事」や「質のいい睡眠」「適切なヘアケア」「ストレスを溜めない」等、「心」と「身体」の「健康」を意識する事で「髪本来の美しさ」【素材美】を引き出す事が必要だと考えています。
~最後に~
ヘアスタイルを作る上でやってはいけない髪型というのはありません。
「自分がどう見られたいか?」「どうしたいか?」が大切。
紹介している内容はあくまでツヤを出す手段のひとつです。
色々な考え方や方法があり正解はないと思っておりますので信頼できる美容師さんに御相談してみて下さい。