こんにちは。
栃木県宇都宮市で【生涯美容師】を志す美容師yasuhiro tanaka【田中康裕】です。
自律神経とは?交感神経と副交感神経の役割!
皆さんは交感神経と副交感神経の役割はご存じでしょうか?
自律神経は交感神経と副交感神経の2つから成り立っています。
役割としては「交感神経はアクセル」「副交感神経はブレーキ」に例えられています。
緊張する場面では交感神経が優位になり、ゆったりした場面では副交感神経が優位になります。
アクセルが効かなくなると車は動かなくなってしまい、ブレーキが効かなくなると車は止まれなくなってしまい大事故に繋がってしまいます。
想像しただけで恐ろしいですね…
バランスが重要
ストレスや緊張する場面が多い現代では、交感神経が優位になりやすく副交感神経がバランスを崩しやすくなっています。
自律神経の乱れが原因で起こる「自律神経失調症」や現代の国民病と言われている「うつ病」に発展してしまうも可能性もあります。
私も自律神経の不調を経験するまでは、全く「自律神経失調症」や「うつ病」の事を知ろうとしていませんでした。
言い方は悪いですが、自分には関係ないというか、深く考えた事さえありませんでした。
不調を体験したからこそ、自律神経失調症やうつ病の事も学びました。
当時は本当に辛かったし、戻りたいとは思いませんが、私の【健康美】という美容師としての理念を生むキッカケになりました。
私を変えてくれた考え方や捉え方も、ご紹介出来たらと思っております。
今すぐに出来る!自律神経を整えるセルフケア!
心臓を動かして血を送る。
胃で食べ物を消化する。
これらは自分でコントロール出来ません。
自律神経が司っている身体の働きの中で唯一自分でコントロール出来るのが呼吸になります。
人は1日に約2万回の呼吸を無意識にしています。
身体の中の全ての活動に酸素が必要です。
吸い込んだ酸素は血液にのって身体中を巡り、エネルギー活動を行います。
吐く方も重要で、血液中に老廃物として二酸化炭素や毒素をのせて、体外へ排出してくれます。
さらに呼吸によって正しく横隔膜を動かす事で内蔵のマッサージになるほか、脳からは幸福ホルモンと呼ばれるセロトニンも分泌されます。
セロトニンは身体を緩め、精神をリラックスさせ、自律神経を整える作用があると言われています。
何気なくしている呼吸も猫背等の姿勢が悪い人では胸部や腹部が圧迫されて横隔膜の働きが鈍くなり、呼吸が浅くなってしまいます。
正しい姿勢で呼吸をするだけで健康や美に大きなプラス効果が期待できます。
呼吸法には種類があり、胸式呼吸はスポーツをしている時や緊張、興奮して力が入っている時の呼吸。
それに対して腹式呼吸は睡眠や安静時の呼吸で、横隔膜を上下させることで内蔵を刺激し血液の循環を良くします。
現代社会では常にストレスに晒されており胸式呼吸になり浅い呼吸になってしまっています。
日頃、無意識に行っている胸式呼吸を腹式呼吸に切り替えて、ゆっくり大きく深呼吸してみましょう。
呼吸を意識することで自律神経のバランスが整い、リラックス効果に繋がります。
ポイントは息を吐くときは、吸うときの2倍の時間をかけるのがポイントです。
吸う時間と吐く時間が、1:2になるように心がけましょう。
ご参考になれば、幸いです。