こんにちは。
栃木県宇都宮市で【生涯美容師】を志す美容師yasuhiro tanaka【田中康裕】です。
知らず知らずにしているかも!?歯ぎしりのメカニズム。
あなたは歯ぎしりをしていますか?
こう聞かれると、ほとんどの方が「いいえ」と答えるでしょう。
私自身、食いしばりや歯ぎしりの症状があり悩んでいた経験があります。
歯ぎしりのメカニズムは、上下の歯が必要以上に触れている状態です。
専門用語でブラキシズムと呼び、2種類に分けられます。
①歯を横方向にギリギリと擦り合わせている状態がグライディング。
②歯をグッとかみ締めている状態がクレンチング
そして、人によっては起きているときにも歯ぎしりをしています。
実は歯ぎしりの原因は、はっきりと分かっていません。
以前はかみ合わせ・歯並びに原因があると考えられていました。
しかし、近年ではストレスによる影響が大きく、ストレスレベルが向上するのに比例して歯ぎしりが悪化するという考え方もあります。
起きていても無意識に、集中、緊張してしまい、力を込めてしまう……そんな経験のある方は特に注意です。
寝てる時の歯ぎしりは気づきにくいので、簡単なチェックで歯ぎしりの疑いがないかどうか確認してみて下さい。
チェックリスト
- 歯が磨り減っている
- 知覚過敏
- エラが張っている
- かぶせものが取れやすい
- 頭痛や首、肩の違和感がある
- 口の内側にかみ跡ができている
- 歯の位置が変化してきた
- あごの関節疲れている
- 口の中で、あごの骨の膨らみ、突起が気になる
項目に当てはまる方は、自分でも気づかないうちに歯ぎしりをしている可能性が考えられます。
歯ぎしりが与える影響はそれだけはありません。
歯ぎしりが歯や体にもたらす悪影響は多岐に及びます。
歯ぎしりを感じたら、すぐに病院へ。
歯医者さんの治療では、マウスピースの装着が優先であり。負担を減らす事が出来ます。
歯科医院では、一人ひとりの歯型をとってぴったりのマウスピースを作ります。サイズ感が合っていないマウスピースはトラブルに繋がります。
私も自律神経を乱していた時に歯ぎしりや食いしばりが酷くマウスピースを着用していましたが、数ヶ月で左側に穴が開きました。
それほど強い力で噛み締めていたとは知りませんでした。
歯ぎしり用のマウスピースを作る際は、健康保険が適用されます。
歯並びやかみ合わせの状態が歯ぎしりの原因と判断される場合は詳しく検査をしたうえで、歯並びやかみ合わせを改善するような治療を並行して行うこともあります。
寝ている間の歯ぎしりによる歯や体への悪影響を防ぐためには、歯科医院で作ったマウスピースの装着が効果的です。
また、歯ぎしりとストレスとの関連性の観点から言えば、ストレスを解消しリラックスして過ごすように心がけることも大切です。
睡眠中の歯ぎしりは自分でコントロールするのが難しい一方で、想像以上に歯や体に大きな悪影響を与えるもの。気になる方は、一度歯科医院に相談してみることをおすすめします。
歯ぎしりや食いしばりをしていると気づいた時は、ストレスや疲れが溜まって自律神経が弱っているサインと捉え、セルフケアなら深呼吸やツボ押しをしてみたり、時間に余裕が出来たら美容室やサロンのヘッドスパ等のリラクゼーションメニューで気分転換したり、自分を労わってあげることもオススメですよ!
参考になれば何よりです(o^^o)