こんにちは。
栃木県宇都宮市で【生涯美容師】を志す美容師yasuhiro tanaka【田中康裕】です。
最近、自律神経という言葉を耳にする事が多くなっています。
現代社会は色々な原因で身体的ストレス、精神的ストレスを抱える人が増えており、自律神経に関すお悩みは国民病とも言われています。
自律神経とは
自律している神経であり、心臓や内臓、血管、体温調節等、24時間自動的にコントロールしている神経です。
自律神経には交感神経と副交感神経があり、役割が別れています。
例えば交感神経は血管を収縮して心拍数を上げ、交感神経は血管を拡張させて心拍数や血圧を下げます。
このように交感神経と副交感神経が自動的にバランスを取り、調整してくれているのです。
このバランスが崩れると様々な不調を引き起こす原因となっています。
私も以前、自律神経を乱してつらい時期がありました・・・
私の経験した症状だけでも、左手の前腕内側のピリピリしたしびれ、左太もものしびれ、手足の冷え、動悸、不眠、焦り、不安症、口回り吹き出物、まぶたの痙攣、過敏性腸症候群、立っていられない程のめまい、耳鳴り、低音性難聴がありました。
全部一気に症状が出るのではなく、最初は違和感くらいにしか感じませんでしたが、耳鳴りが酷くなり「何かおかしい…」と気づきました。
最初は耳に水が入って、自分の声が響く、つまっている感じで違和感を感じる程度から、低音のゴーとかボーといった耳鳴りに、それがどんどん酷くなり(大きくなり)スーパーマーケットで買い物中に初めてめまいがして動けなくなりました。
立っていられずフラフラになりながら、車まで戻りたまたま妻といたので自宅まで帰れましたが、一人だったと思うと血の気が引きます。
その時は、コーヒーの飲みすぎが原因だと思っていました。(笑)
とうとう恐れていた事が起きてしまいました。
1週間後…
耳鳴りは収まらず、今度は仕事中にめまいがしてきました。
立ってられなくなり担当していたお客様を同僚に任せ、私はふらつきながらバックルームまで辿り着き、倒れました。
同僚にお客様への連絡を頼み、その後の予約をずらして頂いたのですが、完全には回復せず吐き気とめまいと戦いながら何とかやり切りました。
今でも、その時のお客様に本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
耳鳴りは収まらず、約1週間後の休日に耳鼻科で診察、検査を受け、急性低音障害型感音難聴と診断され、主に睡眠不足、ストレス、体の慢性的な疲れ(原因不明)と言われました。
その後、病院に定期的に通院しながら処方してもらった薬(血流を良くする、めまいを抑える、胃腸を整える薬)を飲んで、様子を見ることに。
ココに注意
めまいや耳鳴りの症状を自覚したら、早めに耳鼻科を受診することをオススメします。
なぜならば、めまいや耳鳴りには様々な原因があり、受診が遅れると原因が特定できなかったり治療が長引くことがあるそうです。
その後・・・
毎日処方された薬を服用していましたが耳鳴りは続き、また何時めまいが来るのか不安でとても怖かったです。
「自分の体はどうなってしまうのか?」
「このまま仕事を続けていけるのか?」
先が見えない不安で押しつぶされそうになり、今思えば精神的にも肉体的にもかなり弱っていたと思います。
しばらく、そんな状態で様々な不調を感じながら仕事をこなしていました。
その後、薬のおかげか耳鳴りの症状は落ち着いてはいましたが、常に違和感が残っている状態。
めまいやふらつきを感じる事はありましたが、倒れてしまう事は無くなりました。
ただ、薬を飲まないといつ再発するか怖くて、薬漬けの毎日でした。
薬に頼りすぎている自分がいる事に気づきました
そして、「 このまま薬に頼っていてはいけない」という気持ちが生まれ、原因と言われたストレスや自分の症状について自分なりに調べ始めました。
そして、自分の様々な不調の症状を検索し原因は「自律神経の乱れ」という事に辿り着ました。
そこから、健康的な食事法や適切な運動法、良質な睡眠の必要性。
ストレスに対する捉え方や考え方を学び、実践して来ました。
私の経験上、時間はかかりましたが、現在の私は耳鳴りやめまいに悩まされる事なく生活をしています。
同じようなお悩みを抱えいる方の気づきやキッカケになればと思いブログで発信していこうと思っております。